手ごろにたんぱく質が取れて、健康食品として人気なプロテインバー。
プロテインバーは補食にもなるし、筋肉に大切なたんぱく質がしっかり取れてヘルシー、なおかつ味も美味しい最強な食べ物と思っていました。
僕も大好きでしたし、昔は毎日のように食べていました。
しかしいろいろ食事について知識をつけていくとプロテインバーは食べるとむしろ健康にマイナスな面が多く、さらに太る原因になることがわかりました。
プロテインバーが身体に良いというのは嘘です。
「プロテインバーはヘルシーフードではありません。」
プロテインバーの味が好きでたんぱく質が取れるし、太ってもいいや!と思っている人は食べてもいいと思いますが、
健康になりたい、痩せたいという人はプロテインバーは食べないことをおすすめします。
今回はなぜプロテインバーは健康に悪いのか、太る原因になるのかを説明していきます。
プロテインバーの成分について
プロテインバーを購入するときにほとんどの人が注目するのが、たんぱく質量、カロリー、糖質、脂質ではないでしょうか。
もちろんたんぱく質やカロリーは重要ですが、今回みなさんに注目してほしいのが原材料です。
原材料が身体に大きな影響や変化を起こすことを知って欲しいと思っています。
多くの市販されているプロテインバーには、人工甘味料や添加物、悪い脂質が含まれています。
一概には言えませんが、安価のプロテインバーほどそれらの成分が多く入っている傾向がありmす。
人工甘味料が太る原因に!!
食べ物をより美味しく、甘みを感じさせてくれる人工甘味料。
また糖と同じような甘みを感じることができるのにカロリー0。
しかし人工甘味料には多くのデメリットがあります。
- 人工甘味料の摂取は肥満のリスクを高める
とアメリカの様々な研究でわかっています。
人工甘味料は血糖値を上昇させないが砂糖よりもインスリンの値を上げてしまいます。
(インスリンの値の上昇は肥満の原因になります)
さらに脳は、カロリーのない甘味料を摂取すると、これでは物足りないと感じてしまい、食欲を増進させてしまうため余計に食べてしまいます。
痩せたいと思って食べているはずのプロテインバーが肥満の原因になってしまうのは本末転倒です。
また、人工甘味料のアスパルテームは動物実験でがんを誘発する危険性があることがわかっています。さらに人工甘味料は脳卒中や心臓発作など心血管系の病気のリスクも高めることがわかっています。
※日本でよく使われている人工甘味料
アスパルテーム、ステビア、アセスルファムK、スクラロース。
この表記には注意!!!
危険な添加物や保存料が含まれている!!
プロテインバーのような加工食品は添加物や保存料が多く含まれていることが多いです。
そして添加物や保存料は身体に深刻な影響を与えます。
食品添加物は、食べ物の日持ちを長くしたり、味を調整したり、形を整えたりという役目があります。
食品メーカーは食品添加物を使用することによって、食べ物の廃棄を減らして在庫管理が容易になったり、食品の見た目もよくして、味を整えて、消費者に多く買ってもらうようにしています。
しかし食品メーカーは私たち消費者の健康については一切保証していません。
特に危険は添加物は「リン酸化合物」です。
リンが体内に増えると身体の骨が溶けやすくなり、血中のカルシウムが増えます。
骨から溶け出したカルシウムは血管壁に付着して血管が固くなる動脈硬化を引き起こします
その結果、高血圧や心筋梗塞、腎機能の低下を引き起こします。
さらに添加物(リン)で作られた風味や味は「中毒性」があるため、さらに加工食を欲してしまうため注意する必要があります。
また、商品の原材料表記には「リン」という表記を使っていないことが多いのでどの成分がリンなのか知ることがとても重要です。
プロテインバーで多く使用されている「乳化剤」や「膨張剤」、「酸味料」は実はリンを含んでいるので注意が必要です。
悪い脂質が多く含まれている
プロテインバーにはたくさんの脂質が含まれています。(しかも身体に悪い脂質)
他の記事でも紹介したように、脂質を摂取することはとてもいいことです(身体に良い脂質は!!)
安価のプロテインバーには、身体に悪いトランス脂肪酸が多く含まれています。
みなさんもトランス脂肪酸という名前は聞いたことあるのではないでしょうか?
原材料表記にはトランス脂肪酸とは書いてありませんが、マーガリンやショートニング、植物油などがトランス脂肪酸を含んでいる原材料になります。
マーガリンやショートニングは特にヨーロッパ諸国やアメリカでは危険な食べ物として使用規制されています。
またショートニングやマーガリンは「食べるプラスチック」「ゴキブリも食べない」「狂った油」などとも言われており、積極的に取りたくないですよね、、、
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させる働きがあります。悪玉コレステロールが身体に増えると、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞など生活習慣病のリスクが高まります。
またトランス脂肪酸が脳神経や脳神経伝達物質に悪影響を及ぼすため、トランス脂肪酸が入った食べ物を大量に摂取し続ければうつ病、情緒不安定など神経症状が現れるともいわれています。
まとめ
今回の記事ではプロテインバーが身体に与えるデメリットを紹介しました。
値段の安価のプロテインバーには特に人工甘味料、添加物や保存料を多く含んでいたり、トランス脂肪酸を多く含むショートニングやマーガリンや植物油がふんだんに使用されていたりするので、原材料表記をチェックする必要があります。
プロテインバーは、菓子パンやお菓子を食べる行為とあまり変わりません。(たんぱく質が多いぐらいで食べるデメリットの方が多い)
この記事を読んで、少しでも多くの人が正しい知識を持って、食事について考えていただけると幸いです。

東京(主に渋谷、中目黒、恵比寿、代官山)でパーソナルトレーナーをとして活動中のKenshiroです!!!
JASP-アスレティックトレーナー
鍼灸師
BESJピラティストレーナー
筋トレ歴10年。筋トレ、栄養、健康、アスリート向けの情報など発信しています!
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